Python入門 変数(動画あり)

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変数について

Pythonでは変数を定義することができます。変数とはメモリの中に保管したある値の名前のことです。
Python で変数を定義するときには、 = を使って右辺の値を左辺の変数に代入することができます。

pythonでは = (イコール)は等しいという意味ではなく、代入するために使います。

一般的に初心者に変数の概念を説明するときには、「右辺の値を左辺の変数に代入します。これは変数という箱に値を入れるようなものです」といいます。けれども、Python と深く付き合う場合にはこの説明では少し説明不足でもあります。

実際には、変数とはただの名前で、代入しただけでは値がコピーされたわけではない。という概念を知っておかなければなりません。
そして、それは値自体ではなく値の参照なのです。

この概念は今の段階では難しくて混乱してしまいます。
そのため、値の参照についてはもう少し先で説明することにします。

入門 Python 3では、変数の値の参照について記述されています。


今の段階ではとりあえず、変数に値の代入するということをPython のコード書けることが大事です。

Pythonの変数名について

変数名の付け方には次のような決まりがあります。変数名は適切でわかりやすい名前をつけるようにしましょう。
Python で複数の単語をつなげた名前を使う場合には、アンダースコアが使われることが多いです。

  • 大文字と小文字は区別する
  • 文字と数字以外に付ける記号はアンダースコアのみ
  • 数字から始まらないこと
  • 予約文字を使わない

変数名として使えない予約文字

False, None, True, and, as, assert, break, class, continue, def, del, elif, else, except, finally, for, from, global, if, import, in, is, lambda, nonlocal, not, or, pass, raise, return, try, while, with, yield

変数の使い方の例

total = 100
tax_rate = 0.1
tax = total * tax_rate
pay = total + tax
print(pay)

結果
110.0

変数の使い方問題

自分で次の課題のコードを書いて見ましょう。

問題1
次の内容をprint()で表示しましょう。 みかんは一個20円、りんごは一個80円とします。

徳川 さんこんにちは
徳川 さんが購入した商品は
みかん 4 個と 徳川 さんの好きな りんご 2 個です。
徳川 さんの購入金額は 240 円です。
徳川 さんの購入金額の消費税は 24.0 円です。
徳川 さんのお支払い金額は 264.0 円です。
徳川 さんありがとうございました。

問題2
上のコードの内容を次のように変更してください。

みかん一個20円、りんご一個80円とします。

徳川さんという名前を織田さんに変更してください。
更に、みかん10個とりんご3個購入に変更してください。

問題3
織田さんという名前を豊臣さんに変更してください。
更に、みかん2個とりんご8個購入に変更してください。

問題4
変数を使って、名前と購入数が変わっても汎用性のあるプログラムを変数を使って書いてみましょう。

参考になった書籍

プログラミングを少しでも経験があり文法を学習する場合は、「入門 Python 3」が良いと思います。長く使えます。

「退屈なことはPython にやらせよう」はオブジェクト指向の解説がないです。代わりにPythonを使った便利な実例が初心者には嬉しい内容です。正規表現から、簡単なスクレイピング 、画像操作などあります。ただし、中級者以上には少し物足りないかもしれません。

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