高機能テキストエディタとして人気のSublime Textに代わる勢いのAtom。
Githubが提供するWeb開発用エディタです。その力は鉄腕アトムなみ。。
Atomのインストール〜Mac
Macへの導入で説明します。
Atomのページからダウンロードします。無料です。
zipファイルをダウンロードしたら展開して終わりです。
あとは、アプリケーションフォルダに入れればOKです。必要に応じてDockに設置すればよいでしょう。
基本的な使い方
新規ファイルを作成すると左サイドにファイル名が表示され、既存のファイルを開いた場合はフォルダ内が表示されます。
便利なコマンド
Ctrl + Shift + P
使い方がわからない。。コマンドは。。。と言うときはCtrl + Shift + Pで教えてくれます。
Option + Command + i
Atomは、Google Chromeのベースとなっている「Chromium」を使っています。そのため簡単にChromeの機能が使えます。デベロッパーツールの表示は「Option + Command + i」です。
*一見すごく便利な機能が使えると思いますが、これは編集している内容を表示するのではなく、エディタのレイアウトが表示されているだけです。
Setting 設定画面
メニューからPreferencesで設定画面が新しいタブで表示されます。ショートカットは「command + ,」です。Ctrl + Shift + Pで「settings View:Open」でも表示されます。
パッケージ
パッケージのインストールはsettingsの画面で行います。+installを選択するとInstall Packagesの画面になります。Search Packagesで必要なパッケージを検索すると早いです。
atom-browser-webview
atom-browser-webviewを導入するとAtomがブラウザに変わります。
Open-in-browser
Open-in-browserを導入すると右クリックメニューなどからAtomで編集中のページをブラウザで確認できます。
Remort-FTP
Remort-FTPを導入するとAtomで編集しながら即座にFTPでアップロードできます。
編集が終了して保存したらアップロードしてくれたりします。
下図は左サイドに新たなサイドが加わり、サーバーの階層を見せてくれます。
Emmetの導入
Zen Codingの進化形であるEmmetを導入するとコーディングが楽になります。
AtomのパッケージのインストールからEmmetが導入できます。
htmlの拡張子で保存すれば使用できます。plain Text形式では当然使用できませんので、いったんhtml形式で保存して使用しましょう。
Emmetを導入するとcontrol+Eで行末移動ができなくなります。
Emmetではcontrol+Eで展開が優先になるのです。これは困りますので、キーを変更します。
変更方法はcommand+「,」でsettingsを開きます。下図のところをクリックするとkeymap.csonが開きます。
そこに次の内容を記述します。
'.editor:not(.mini)': 'ctrl-e': 'unset!' '.editor:not(.mini)': 'ctrl-e': 'editor:move-to-end-of-line'
これで行末移動ができるようになります。
emmetの展開はtabキーで展開します。
Emmetの独自snippetsを追加
DOCTYPE宣言と基本タグは一瞬で書けます。ビックリマーク(!)だけです。
これで以下の内容が書き出されます。
<!DOCTYPE html> <html lang="en"> <head> <meta charset="UTF-8"> <title>Document</title> </head> <body> </body> </html>
問題はlang属性がenになっている事です。
これをjaに変更するには以下の通りにします。
snippets.jsonを追加記述します。
Emmetのスニペット追加方法
Macの場合はcommand + 「,」でSettingを開きます。
左横に並ぶメニューから「Packages」を選択して「Install Packages」にemmetと入力すると「Community Packages」にemmetの設定パネルが表示されます。 「Settings」ボタンをクリックして設定画面に移ります。
「Settings」の「Extensions Path」項目にsnippets.jsonファイルのパスを記述します。
例はMacの「書類」フォルダに置いたときのパスです。「tahara」部分を自分のHome名に変更してください。
スニペットに追加したい内容をjson形式で記述します。次の例は「!」でHTMLの基本構文を作成したときにlang属性が “en”になるものを”ja”に変更したものです。さらに、「jq」の入力でjQueryのライブラリをCDNで読み込む内容を記述したものです。jsonでは”で値を囲みますが、その中で””が必要な場合は\でエスケープします。
あとはAtomを再起動します。うまく反映されないときはCommunity Packagesでemmetを選択して(上の図の③)一旦Disableにしてから再度Enableにすると反映される場合もあります。
{ "variables": { "lang": "ja", "locale": "ja-JP" }, "html": { "abbreviations": { "jq": "<script src=\"<script src="https://ajax.googleapis.com/ajax/libs/jquery/1.11.3/jquery.min.js"></script>\"></script>" } } }
日本語の折り返し
日本語が折り返しできずに横に長くなります。
japanese-wrapを導入すれば解決できます。
settingでinstall項目を選んで「japanese-wrap」を検索してインストールします。
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