Dateオブジェクトの使い方〜モダンなJavaScript

Dateオブジェクトについて

JavaScript には日付のためのデータ型がありません。そのため、日付を取り扱うためのには、「Date オブジェクト」を使います。
「Date オブジェクト」は日付の設定、取得、操作を行うメソッドがありますので、その使い方を覚えましょう。

Date オブジェクト生成

月を取得するメソッド

月を取得するメソッド「getMonth()」
返り値は0〜11となり、 0 （1 月） 〜 11 （12 月）を表します。

日を取得するメソッド

日を取得するメソッド「getDate()」
返り値は1 〜 31 になります。

曜日を取得するメソッド

曜日を取得するメソッド「getDay()」
返り値は 0〜6で、0（日曜日） 1（月曜日）　2（火曜日） 3（水曜日）　4（木曜日）　5（金曜日）　6（土曜日）　となります。

年を取得するメソッド

年を取得するメソッド「getFullYear()」
返り値は1900年からの年になります。

時間を取得するメソッド

分を取得するメソッド

秒を取得するメソッド

ミリ秒を取得するメソッド

タイムスタンプを返すメソッド

Dateクラスのオブジェクトのタイムスタンプを返します。

時間を変更するメソッド

特定の日時を指定する場合

特定の日時を指定してオブジェクトを作成する方法です。
引数の記述は次のようになります。

指定された月の設定

setMonth() メソッドは、指定された日付の「月」を設定します。
1月から 12月までを表す数値は 0 から 11 までの間の整数値。
1月は0となるります。

指定された日にちの設定

現在設定されている月から始まる Date オブジェクトの「日」を設定します。
1日にするにはsetDate(1)とします。

指定された年の設定

指定された日付の「年」を設定します。
2020年にするには、setFullYear(2020)とします。

指定された時の設定

指定された分の設定

指定された秒の設定

Dateオブジェクト使用例

const today = new Date();
let anniversary = new Date('2-10-2018 10:45:00');
anniversary = new Date('December 25, 1995 13:30:00');
anniversary = new Date('2/10/2018');

console.log(today.getMonth());
console.log(today.getDate());
console.log(today.getDay());
console.log(today.getFullYear());
console.log(today.getHours());
console.log(today.getMinutes());
console.log(today.getSeconds());
console.log(today.getMilliseconds());
console.log(today.getTime());

anniversary.setMonth(0);
anniversary.setDate(1);
anniversary.setFullYear(2020);
anniversary.setHours(1);
anniversary.setMinutes(10);
anniversary.setSeconds(00);

console.log(anniversary);

曜日変換作例

let day;

switch(new Date().getDay()){
  case 0:
    day = 'Sunday';
    break;
  case 1:
    day = 'Monday';
    break;
  case 2:
    day = 'Tuesday';
    break;
  case 3:
    day = 'Wednesday';
    break;
  case 4:
    day = 'Thursday';
    break;
  case 5:
    day = 'Friday';
    break;
  case 6:
    day = 'Saturday';
    break;
}

console.log(`Today is ${day}`);