「Console」オブジェクトについて
JavaScriptで開発を行う際に「console.log()」は非常によく使われるし便利なものです。
そもそも、「Console」オブジェクトは、ブラウザのデバッグコンソールへアクセスするためのオブジェクトです。
「Console」オブジェクトは「log()」メソッドだけではなく便利なメソッドを用意しています。
メソッドの詳細は「console – Web API インターフェイス | MDN」のページで紹介されていますので確認しておくと良いでしょう。
console.log()の使用例
console.log('Hello!'); console.log(123); console.log(true); console.log([1,2,3,4]); console.log({a:1,b:2});
「table」メソッドについて
「Console」オブジェクトの「table」はオブジェクト形式のデータを、テーブルを使用して表示するものです。
console.table()使用例
console.table({ a: 1, b: 2, c: 3, d:4 });
「time」メソッドと「timeEnd」メソッドについて
「time」メソッドと「timeEnd」メソッドは通常セットで使います。
「time」メソッドはパラメータとして指定された名前のタイマーを開始します。
「timeEnd」メソッドは指定されたタイマーを停止して、そのタイマーを開始してからの時間を秒単位でログに出力するものです。
尚、ページあたり最大 10,000 個のタイマーを同時に動かすことができます。
「time」メソッドと「timeEnd」メソッドの使用例
console.time('Hello'); console.log('Hello! Tahara'); console.log('Hello! Tahara'); console.log('Hello! Tahara'); console.log('Hello! Tahara'); console.timeEnd('Hello');
「count」メソッドについて
「count」メソッドは何回呼ばれたかカウントします。そしてパラメータに指定した値を文字列として評価して表示します。
「count」メソッド使用例
var name = 'Tahara'; console.count(name); console.count(name); console.count(name);
「clear」メソッドについて
コンソール画面をクリアすることができます。
「clear」メソッド使用例
console.clear();
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