WordPressのテーマを開発中にPHPのvar_dump()を使うことがあると思います。
var_dump()の結果がページの中に大量に表示されるとレイアウトは当然崩れます。できれば別窓に表示さるとありがいたいものですね。
そんなありがたい仕組みをプラグイン化してくれたありがたい人がいます。
今回はプライム・ストラテジー社の田島さんによって作成された、console_log-masterの紹介です。
これを使いたいと思うレベルの人は README.md を読めば使い方は解ると思いますが。。
尚、ここでの内容は、WordCamp Tokyo 2015でプライム・ストラテジー社の田島さんが発表されたものです。
そのときのスライドはこちらです。var dumpを使わないWordPress開発フロー
使い方
- 準備
- console_log-master.zipを展開してできた「console_log-master」フォルダごとインストールしたWordPressの「wp-content」フォルダ内の「plugins」フォルダに入れる。これでプラグイン「console_log-master」をインストールしたことになります。
- ダッシュボードのプラグインからプラグイン「console_log-master」を有効にする。
- /var/log/console.logとなるように、logファイルを新規作成する。
- テンプレート側
var_dump()の代わりに以下使用- header.phpに以下を貼り付ける
<?php define('CONSOLE_LOG_FILE', '/var/log/console.log'); ?>
- var_dump()を使いたいところへ以下を貼り付ける
console_log($args//確認したい変数など);
- header.phpに以下を貼り付ける
- ターミナル側
コマンドは次のとおり。
tail -f /var/log/console.log
コマンド入力後対象のWordPressをリロードすると、ターミナルにvar_dump()の内容が表示されます。 - 実例 var_dump()を使いたいところへ以下を貼り付ける
-
<?php console_log($wp_query); ?>
- consoleの終了方法
control + c
-
開発終了後はheader.phpの
<?php define('CONSOLE_LOG_FILE', '/var/log/console.log'); ?>
と、こっちも
<?php console_log($wp_query); ?>
を削除。
コメントを投稿するにはログインしてください。