PHP基礎 (10) 外部コードを読み込む

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requireとincludeの違い

PHPで別ファイルのPHPを読み込んだり、別のHTMLを読み込んだりする方法があります。
requireキーワードかincludeキーワードを使用します。
両者の違いは、読み込むファイルが存在しない場合です。requireは致命的なエラーを発生させて処理を中止します。
includeの場合は警告を発生しながらもスクリプトの実行は続けます。
読み込むファイルの拡張子は .inc .php .htmlなどです。

<?php include 'header.php'; ?>
<div id="main">
</div>
<?php include 'footer.php'; ?>

この例では、includeを使用してファイルエラーがあっても最後までPHPの処理を続けることができます。
requireは例えばライブラリの読み込みなどで使用します。
ファイルの読み込みに失敗した場合その先のスクリプトを続けても意味がない場合などに有効です。

includeやrequireで注意する点は同じファイルを2度読み込むと当然同じコードが2度実施されます。
このようなミスをなくすためにはinclude_onceやrequire_onceを使用します。

スコープの問題

includeやrequireで読み込まれたコードから元のコードの変数を使用することや書き換えることが可能です。
ということはグローバル変数名でコンフリクトを起こす可能性があるということです。
また、関数の中でincludeやrequireを使用すると変数はその関数のローカル変数となります。

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