オブジェクトを結合を使ってみる
オブジェクト描画モードはツールパネルのオブジェクト描画モードをONにした状態で作図します。
オブジェクト描画モードで作図した場合にはシェイプ(結合描画モード)のように自由な加工ができません。
既存のオブジェクトを組み合わせるかまたは変更して、新しいシェイプを作成するには、「修正」メニューの「オブジェクトを結合」の各メニューを使用します。場合によっては、選択したオブジェクトの重ね順によって操作が変わることがあります。
結合
練習用サンプル(CS4以上対応)
複数の結合シェイプまたは描画オブジェクトを結合します。その結果、統一される前に描画されていたシェイプのすべての部分で構成される単一のオブジェクト描画モードのオブジェクトが生成されます。シェイプの重なっている見えない部分は削除されます。
注意:グループコマンド「修正」→「グループ」を使用する場合と異なり、「結合」コマンドを使用して結合したオブジェクトを元の状態に分割することはできません。
交差
交差メニュー適用前
交差メニュー適用後
Illustraterパスファインダーの一部機能と同様の仕組みです。複数の描画オブジェクトの交差からオブジェクトを作成します。生成されるオブジェクト描画のオブジェクトは、結合されたオブジェクトのすべての重なる部分で構成されます。重なっていないすべての部分は削除されます。生成されるオブジェクトは、重なりの最上位のシェイプの塗りと線を使用します。(AND 条件で上側が残る)
上のサンプルでは3つのオブジェクトが重なった部分が残り、一番上に重なったオブジェクトの色で表現されます。
型抜き
選択した複数の描画オブジェクトで最上位にあるオブジェクトの形で型抜きされます。最上位のオブジェクトの下に隠れた描画オブジェクトのすべての部分が削除され、最上位のオブジェクトも完全に削除されます。
生成される個々のオブジェクトは個別のオブジェクトになり、単一のオブジェクトに結合されません。オブジェクトを結合する「結合」コマンドや「交差」コマンドとは異なります。(最上位のオブジェクトで押し切った形になる。)
切り抜き
1つの描画オブジェクトのアウトラインを使用して別の描画オブジェクトを切り抜きます。
前面または最前面のオブジェクトの形により、切り抜かれた領域のオブジェクトが残ります。最上位のオブジェクトの下に隠れている部分は残り、下のオブジェクトのその他の部分はすべて削除されます。最上位のオブジェクトも完全に削除されます。生成される個々のオブジェクトは個別のオブジェクトになり、単一のオブジェクトに結合されません。
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