アンシャープマスクの使い方 Photoshop

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アンシャープマスクフィルターとは、画像の中の単一色の面を自動的に検出しマスクし、輪郭部分のコントラストを細い幅で強め、輪郭エッジのみを強調することで画像をシャープに見せるというものです。画像のエッジ沿いにコントラストを強調して、画像をシャープにします。アンシャープマスクは、画像内のエッジを検出するわけではありません。代わりに、指定したしきい値に基づいて、周囲にあるピクセルとは異なるピクセルの場所を割り出します。使用するときにはスマートフィルターに変換後に行うと後にやり直しが可能となり、また元データを破壊することがありません。

3つのアンシャープマスクの調整項目

1.       量

量スライダーをドラッグするか値を入力し、ピクセルのコントラストの増加量を決定します。通常、高解像度プリント画像には 150 ~ 200 %をお勧めします。

2.       半径

半径スライダーをドラッグするか値を入力し、エッジピクセル周囲のピクセルをどこまでシャープにするかを決定します。半径の値が大きいほど、エッジの効果は広く適用されます。エッジの効果が広いほどつまり半径を大きくすれば、シャープはより明確になります。

3.       しきい値

しきい値スライダーをドラッグするか値を入力します。周囲のピクセルとの差がこの値を超えると、シャープ時の対象となるエッジピクセルとして判断されます。例えば、しきい値を 4 にすると、0 ~ 255 のスケール上で色調値に 4 以上の差があるすべてのピクセルに影響が及びます。したがって、隣接するピクセルの色調値が 128 と 129 である場合、これらのピクセルは影響を受けません。肌の色などにノイズやポスタリゼーションが生じるのを避けるには、エッジマスクを使用するか、2 ~ 20 の範囲でしきい値を試します。初期設定のしきい値(0)では、画像内のすべてのピクセルがシャープになります。

具体例

量:200% 半径:Web用途:0.3、インクジェットプリント用途:1.0~1.5

しきい値:       2

参考 試しに画像を3200%に拡大して量、半径、しきい値を変更するとエッジの変化を明確に確認することができます。

尚、シャープは画像のサイズ変更などを行った最後の段階で行うのが良いとされています。

 

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