解 説

描画モード

各説明はAdobeのヘルプを引用し加筆しています。

通常

これは、初期設定のモードです。
下のレイヤーは撫子の背景、上のレイヤーは背景を抜いた女性の画像です。
女性の髪の毛の周りには抜き残った白が点在しています。女性が上のレイヤーですから撫子の上に重なった状態です。

ディザ合成

各ピクセルを編集またはペイントして結果色を作成します。ディザ合成モードの結果色は、ピクセルの不透明度に応じて基本色や合成色でランダムに置き換えられます。
以上のようにわけの分からないヘルプの説明と何の変わりもない結果に何?となるモードです。
けれども、透明度を変更するとあら不思議、面白い効果が得られます。
ディザ合成は透明度とあわせて使用しましょう。

ディザについて(以下Adobeヘルプよりそのまま引用)
ディザとは、限られた色数で、より多くの階調を表現する技術のことです。使用可能な色数が少ない環境で、色を組み合わせて中間色を表現することで、見かけ上、表示できる色数が増加し、ファイル容量も少なくすることができます。

たとえば赤と青の 2 色で中間色の紫を表現する際に、ドットの割合を徐々に変化させることで、幅広い階調の紫を表現することができます。次の例では、階調の豊かなグラデーションに見えますが、拡大すると 2 色だけで表現されているのが分かります。

比較(暗)

各チャンネル内のカラー情報に基づき、基本色(撫子)または合成色(女性)のいずれか暗い方を結果色として選択します。合成色よりも明るいピクセルが置き換えられ、合成色よりも暗いピクセルは変更されません。
上と下のレイヤーを比較して暗い色の方に色が置き換わるということですね。
上の写真では女性が全体に明るい色ですから女性の大部分が消え去り、髪の毛とか一部背景が明るい部分のみ表示された状態になっています。
全体に暗い色調になります。

乗算

各チャンネル内のカラー情報に基づき、基本色(撫子)と合成色(女性)を乗算します。結果色(2枚のレイヤーが重なった色)は暗いカラーになります。どのカラーも、ブラックで乗算すると結果はブラックになります。どのカラーも、ホワイトで乗算した場合は変更されません。ブラックまたはホワイト以外のカラーでペイントしている場合、ペイントツールで繰り返しストロークを描くとカラーは徐々に暗くなります。この効果は、複数のマーカーペンで描画したような効果が得られます。
つまり女性の背景が白なら女性だけを選択して抜く作業を行わなくても背景が透けて見えることになります。逆に黒だと背景は全く見えない状態になります。
この写真では女性の髪の境目に残っていた白のゴミが綺麗に消えた状態になりました。

焼きこみカラー

各チャンネルのカラー情報に基づき、基本色を暗くして基本色と合成色のコントラストを強くし、合成色を反映します。

つまり、暗いところはより暗くなるのでコントラストが高くなるということです。

ホワイトで合成した場合は、何も変更されません。

焼き込み(リニア)

各チャンネル内のカラー情報に基づき、基本色を暗くして明るさを落とし、合成色を反映します。

焼き込みカラーがコントラストを強くするのに対して、焼き込みリニアは重なった部分の明るさを落とすので、これも全体的に暗くなります。

ホワイトで合成した場合は、何も変更されません。

比較(明)

各チャンネル内のカラー情報に基づき、基本色または合成色のいずれか明るい方を結果色として選択します。合成色よりも暗いピクセルが置き換えられ、合成色よりも明るいピクセルは変更されません。
上と下のレイヤーを比較して明るい色の方に色が置き換わるということですね。

スクリーン

各チャンネル内のカラー情報に基づき、合成色と基本色を反転したカラーを乗算します。結果色は明るいカラーになります。ブラックでスクリーニングすると、カラーは変更されません。ホワイトでスクリーニングすると、ホワイトになります。この効果は、複数の写真スライドを重ね合わせて投影したような効果が得られます。
スクリーンは乗算の反対です。これは下のレイヤーの色の反転色に上のレイヤーの反転色がかけ合わせられるのです。
黒色の場合は下の画像の色がそのまま透き通る結果になります。

覆い焼きカラー

 

各チャンネルのカラー情報に基づき、基本色を明るくして基本色と合成色のコントラストを落とし、合成色を反映します。

焼きこみカラーの逆です。明るい部分がより明るくなることでコントラストが高くなります。

ブラックと合成しても変化はありません。

覆い焼き(リニア)

各チャンネル内のカラー情報に基づき、基本色を明るくして明るさを増し、合成色を反映します。

焼き込みリニアの逆です。明るい部分だけでなく暗い部分も明るくなるため全体の明度が上がります。

ブラックと合成しても変化はありません。

オーバーレイ

基本色に応じて、カラーを乗算またはスクリーンします。基本色のハイライトおよびシャドウを保持しながら、パターンまたはカラーを既存のピクセルに重ねます。基本色は、置き換えられませんが、合成色と混合されて基本色の明るさまたは暗さを反映します。
「オーバーレイ」は「乗算とスクリーンを組み合わせたモード」です。
下のレイヤーの色の輝度が51パーセント以上だと「乗算」、50パーセント未満だと「スクリーン」のモードが適用されます。
ハイライト部分はスクリーンで明るくなり、シャドウ部分は乗算で暗くなるということです。

ソフトライト

合成色に応じて、カラーを暗くまたは明るくします。画像上でスポットライトを照らしたような効果が得られます。合成色(光源)が 50 %グレーよりも明るい場合、画像は覆い焼きされたかのように明るくなります。合成色が 50 %グレーよりも暗い場合、画像は焼き込んだように暗くなります。純粋な黒または白でペイントすると、その部分の明暗ははっきりしますが、純粋な黒または白にはなりません。

感覚的にはオーバーレイよりソフトなイメージになります。

ハードライト

合成色に応じて、カラーを乗算またはスクリーンします。画像上で直接スポットライトを照らしたような効果が得られます。合成色(光源)が 50 %グレーよりも明るい場合、画像はスクリーンされたかのように明るくなります。これは、画像にハイライトを追加するときに役立ちます。合成色が 50 %グレーよりも暗い場合、画像は乗算されたかのように暗くなります。これは、画像にシャドウを追加するときに役立ちます。純粋なホワイトまたはブラックでペイントすると、純粋なホワイトまたはブラックになります。

その名のとおり強い光をあてたような効果があります。

ビビッドライト

合成色に応じてコントラストを増加または減少させ、カラーの焼き込みまたは覆い焼きを行います。合成色(光源)が 50 %グレーより明るい場合は、コントラストを落として画像を明るくします。合成色が 50 %グレーより暗い場合は、コントラストを上げて画像を暗くします。

重ねた色の明るさによってコントラストを増減させるのがビビッドライトの特徴です。

リニアライト

合成色に応じて明るさを減少または増加させ、カラーの焼き込みまたは覆い焼きを行います。合成色(光源)が 50 %グレーより明るい場合は、明るさを増して画像を明るくします。合成色が 50 %グレーより暗い場合は、明るさを落として画像を暗くします。

ピンライト

合成色に応じて、カラーが置換されます。合成色(光源)が 50 %グレーより明るい場合、合成色より暗いピクセルは置換されます。合成色より明るいピクセルは、変更されません。合成色が 50 %グレーより暗い場合、合成色より明るいピクセルは置換されます。合成色より暗いピクセルは変更されません。これは、画像に特殊効果を追加するときに役立ちます。

ハードミックス

合成色のレッド、グリーンおよびブルーの各チャンネル値を基本色の RGB 値に追加します。合計が 255 以上のチャンネルは、値 255 を受け取り、合計が 255 未満のチャンネルは、値 0 を受け取ります。したがって、合成されるすべてのピクセルに、0 または 255 のいずれかの RGB 値が割り当てられます。これにより、全ピクセルが加法原色(赤、緑または青)、白または黒に変わります。
注意: CMYK 画像の場合は、「ハードミックス」により全ピクセルが減法原色(シアン、イエローまたはマゼンタ)、白または黒に変わります。最大カラー値は 100 です。

極端な結果になります。

差の絶対値

各チャンネル内のカラー情報に基づいて、合成色を基本色から取り除くか、基本色を合成色から取り除きます。明るさの値の大きい方のカラーから小さい方のカラーを取り除きます。ホワイトと合成すると基本色の値が反転しますが、ブラックと合成しても変化はありません。

除外

差の絶対値モードと似ていますが、効果のコントラストはより低くなります。ホワイトと合成すると、基本色の値が反転しますが、ブラックと合成しても変化はありません。

減算

各チャンネル内のカラー情報に基づき、基本色から合成色を減算します。8 ビットおよび 16 ビット画像で、結果の負の値が 0 にクリッピングされます。

除算

各チャンネル内のカラー情報に基づき、基本色と合成色を分けます。

色相

ベースカラーの輝度と彩度、およびブレンドカラーの色相を持つ最終カラーが作成されます。

彩度

基本色の輝度と色相および合成色の彩度を使用して、結果色を作成します。このモードで彩度ゼロ(グレー)の領域をペイントした場合は、何も変更されません。

カラー

基本色の輝度と、合成色の色相および彩度を使用して、結果色を作成します。これにより、画像内のグレーレベルが保持され、モノクロ画像のカラー化およびカラー画像の階調化に役立ちます。
輝度 基本色の色相および彩度と、合成色の輝度を使用して、結果色を作成します。このモードでは、カラーモードの反対の効果が作成されます。

モノクロ写真に色を着けるときなどに使用されます。

カラー比較(明)

合成色と基本色について、すべてのチャンネル値の合計を比較し、値が高い方の色を表示します。
カラー比較(明)モードでは、基本色と合成色の両方のチャンネル値のうち最も高いものを選択することによって結果色が作成されるので、比較(明)モードと異なり 3 番目の色は生成されません。

カラー比較(暗)

合成色と基本色について、すべてのチャンネル値の合計を比較し、値が低い方の色を表示します。
カラー比較(暗)モードでは、基本色と合成色の両方のチャンネル値のうち最も低いものを選択することによって結果色が作成されるので、比較(暗)モードと異なり 3 番目の色は生成されません。